子育てサロン　いっぽに行ってみた！

子育てサロンは、主に０歳〜未就学児までの子供とその保護者が誰でも参加できる地域の交流の場です。一番町地区にも地域の子育ての強い味方！！子育てサロンがあるんです！！今回、一番町地区子育てサロン「いっぽ」に行ってきました！！

一番町地区のちびっ子全員集合〜！！

初めての子育ては何もかもわからないことだらけ！！

私も子育て中ですのでよくわかります！

こんな時どうしたらいいの〜？

これって普通なの？？

誰に聞けばいいの？

誰か教えて〜！！

なんていう問題が次々に勃発！！出かけたくても赤ちゃん連れ、幼児連れでは行けるところが限られてしまう…

というかそもそも行ける場所を知らない…

そんなあなた！！

一番町地区には子連れで楽しめちゃう素敵な場所があるんです！こんなに近くにあるんです！！

その名も子育てサロン「いっぽ」

始めの「いっぽ」でもあり、一番町の一でもあり、小さい子が覚え易いように「いっぽ」と名付けました。地域愛を感じます。小さい子への愛を感じます。

子育てサロン「いっぽ」は、地域のちびっ子とその保護者への愛たっぷりの場所なんです！

なぜなら「いっぽ」を立ち上げた田中さん熊谷さんは、今まさにこの地域で子育て中のお母さん！

３歳だった自分の子供を抱えながら、２０１１年に子育てサロンを立ち上げて、同じように子育てをするお父さんお母さんやその子どもたちが、安心して楽しく交流できる場所を作りたい！と活動を続けてきました。

幼い子を育てるのはそれだけでパワーのいるものですが、子供を育てながら更に地域の子育て中の人の居場所まで新たに作ってしまう、その熱意と行動力！！本当にすごいです！！

しかも自分も子育て中であることを活かして同じ立場で同じ目線で一緒になって遊んでくれるから楽しい！話しやすい！

おかげでいっぽは、いつもちびっ子から大人まで笑顔いっぱい。

ほっこり暖かい雰囲気に包まれます。

いっぽ立ち上げから１３年経った今、田中さんのお子さんももう高校生。

通ってきた道で経験してきたことも活かして、色んな事を教えてくれますよ！！

しかもめちゃくちゃ気さく！

不安なことは、聞いてみてもいいし、聞かなくてもいい。

話していてもいいし、話さなくてもいい。

そんなゆるさが居心地が良くて、ついついまた行きたくなってしまう、そんな場所がいっぽです。

一番町地区で子育てしていてよかった！！

ちびっ子と子育て奮闘中の親御さんは全員ここに集合です！

寒い時は屋内でゆっくり、ほっこり

今回私がいっぽへお邪魔したのは、４月。

まだ肌寒い日でした。

今日のいっぽは屋内で実施。

番町市民活動センターの体育館２階の和室で。

行ってみると、おもちゃがいっぱい！！

我が家の長男（２歳）は目が輝きます！！

早速大好きな車のおもちゃを集めて遊び始めました。

遊んでいると、絶妙な具合に近づいて一緒に遊んでくれるボランティアの皆さん。

人見知りしたって、イヤイヤ期真っ只中だって大丈夫！！

子育てのベテランボランティアさんたちの余裕は違います。

ゆったりとした雰囲気で接してくれるので親子ともに緊張が溶けてリラックスして過ごせます。

屋内では手遊び歌や絵本の読み聞かせなども行ってくれますよ。

お茶やおやつを楽しみながら

遊んでいるそばから田中さんが何かを作り始めました。

お団子の元でしょうか？

うちの長男も途中から参加させていただき、やらせてもらえました！！クルクル、こねこね。

じゃーん！！大きいのや小さいの色々できた！

「ちいちい餅」の完成です！

主に静岡市清水区で古くから親しまれてきた大福餅で、もともとはねずみの形をしており、「チュウチュウ餅」がちいちい餅と呼ばれるようになったのだとか。

いっぽでは、このちいちい餅のように昔ながらのおやつや、体に優しいおやつを一緒に作って食べたりしながら、ほっと一息つけちゃう。

忙しい毎日の中で、ほっとする時間が持てると、また明日から頑張ろうって活力になりますよね！

田中さんを筆頭にボランティアさんたちの「子供はもちろんお母さんたちにゆっくりくつろいでいってほしい！」という想いがこんなにあったかくてほっこりする時間にあらわれているんですね！

ちなみにこの日は「〇〇（長男）君がちいちい餅を作ってくれました〜！！」とみんなに紹介してもらえた我が家の長男。

「おー！」「美味しい！」と暖かい拍手をもらえて、気分はもう無敵のヒーロー！！

お土産にも、ちいちい餅を持ち帰らせてもらった長男は、その日家族全員に「自分が作った！」とドヤ顔でアピールしていました！！

季節を感じられる行事

今回取材した日は屋内遊びでしたが、いっぽの活動場所は主に住吉公園と番町市民活動センター２階の２箇所。

天候に合わせて、活動場所が変わります。

穏やかな日には住吉公園でシャボン玉やボール、遊具など外遊びを楽しみます。

夏にはビニールプールや水鉄砲が登場し水遊びができちゃいます。

お友達と一緒に思い切り体を動かして遊べるなんて嬉しい！！

冬には暖かい屋内で手遊び歌やおもちゃ。子供が遊んでいるうちに、お母さんはヨガやハンドマッサージで贅沢なリラクゼーションターイム！なんて日もあります。

バレンタインにはチョコ作り、クリスマス会などなど季節を楽しめる企画が盛り沢山ですよ！！

子供はいっぽ卒業したのに、お母さんが在籍！？

子育てサロンいっぽには、「子供は中学生になったんだけどね。」と言いながらいつも来てくれるお母さんがいます。

居心地が良くて気づいたらボランティアになっていた、なんていうお母さんも。

子供が幼稚園に通い始めて一緒に参加できなくても「私だけ来ました。」とお母さんだけ参加する方も。

まだ産まれてない妊婦さんが参加したり、、、、

あれ？お母さんだらけですね。

なんかわかります。

何となく落ち着くし、何となくまた行きたくなってしまう。

そうなんです！子供はもちろんですが、実はお母さんの方がもっと楽しんじゃっているのはいっぽの凄いところ！

お母さんの居心地がいいから、子供だってリラックス！

親子揃ってリラックスして過ごせる場所いっぽ！お気軽に参加してくださいね！

地域で子育て応援！

今でこそ子育てサロンがあちこちにあり、気軽に遊びに行けるイメージが定着していますが、いっぽ立ち上げ当時は、まだこの一番町地区には子育てサロンはなく、珍しいものでした。そんな中立ち上げを決意した田中さん。

立ち上げるってどうやって？という手探りの段階では、不安もあったと思います。

しかし、地域に住む人生の先輩方がいっぽ立ち上げを後押ししてくれたと田中さんはおっしゃいます。地域をより良くしようと活動している地区社会福祉協議会や自治会の方々、諸先輩方が「いいね！やってみましょう！」と声をかけてくれたことで、この地域にも子育てサロンいっぽが誕生しました！

タイムリーに子育てをする世代だけでなく、色々な経験をしてきた地域のリーダー方も地域全体としていっぽを応援してくれています！地域全体で子育てを応援してくれているなんて、心強い！！！

先輩に色々教えてもらいたい！！

一番町地区の子育て中のみなさん！ぜひいっぽに遊びに行きましょう！