株式会社よしもと よしもとファーム 静岡市葵区足久保

店・企業

さぁ、やって参りました。

静岡市民のしいたけ工場との呼び声高い株式会社よしもとさんのよしもとファームに伺ってきました。

株式会社よしもとさんでは、しいたけとお茶を生産しており、お茶は足久保茶として足久保ティ―ワークスで、しいたけは静岡市内のスーパーなどで幅広く販売されています。

夏はひんやり~

冬はあったか~

ハウスの中で丁寧に手間暇かけて栽培されるしいたけ達~

今回の主役はしいたけです!!

ハウス栽培の菌床しいたけ

しいたけには「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」の二種類あります。

よしもとファームでは菌床しいたけを栽培してます。

そのため、ハウスにて徹底した温度管理、湿度管理、水管理をしています。

菌床しいたけとは?

菌床(きんしょう)とは木材チップ、米ぬか、ふすまなど栄養剤を混ぜてブロック状に固めたものです。

菌床しいたけは、この菌床にしいたけ菌を植えて栽培されたしいたけになります。

よしもとファームでは年間18000キロ~20000キロのしいたけを生産しています。

取材日は30度を超える真夏日。

外で立っているだけで、汗がダラダラ流れてきます。

そんなどうしようもなく熱い夏の日でも、ハウスの中はひんやり~快適です。

しいたけの成長度合い応じて、それぞれをレーンで管理しています。

菌床づくり 4か月

菌床を作るには、しいたけ菌が心地よい環境の中で4か月ほどじっくり眠らせます。

その心地よい環境がハウスの中であり、徹底した温度、湿度管理された環境なんですね。

よしもとファームのこだわりは、この菌床も自分で作ってしまうところです。

多くの菌床しいたけ栽培農家では、菌床を他から買ってくるところが多いそうです。

菌床を自分で作るのは手間がかかりますし、しいたけの味や見た目といった質に直接的に影響してきますので、買ってしまった方が楽ですから。

しかし、よしもとファームでは独自の菌床しいたけを追求すべく、菌床も自分たちの手で作っています。

こだわりのしいたけを求めて、独自で菌床を何度も試行錯誤を繰り返し、開発・栽培までやってのけてしまいました!

すごいこだわりようです!

しいたけ栽培 1週間

菌床にしっかりしいたけの菌が根付いたら、しいたけになります。

グングン~♪

ぐんぐん~♪

しいたけが菌床から成長してくる様子はなんとも愛らしいです。

思わず『ガンバレ~』って応援したくなっちゃいます!

成長したしいたけは、ゴミを取って、形を整えて、出荷されます。

みなさんきっと食べてます!よしもとファームのしいたけ!

よしもとファームのしいたけは、徹底した温度管理、湿度管理、水管理が施されたハウスの中で育てられることで、1年を通して安定的に収穫することができます。

静岡の人がいつでも美味しいしいたけを食べられるのはよしもとファームのおかげなんですね!

よしもとファームのしいたけは、マム、イオン、CGC、じまん市などの静岡市の大手スーパーで販売されています。

ですので、知らないうちに私たち、よしもとファームのしいたけ食べてるかもしれません!

次スーパーに行くときはよ~くパッケージをご覧になって下さい。よしもとファームのしいたけにきっと出会えると思いますよ。

事務所には出荷前のしいたけがありました!

ここにも、出荷前のしいたけっ!!

スーパーの店頭に並ぶ前のしいたけに出会えて、なんか得した気分~♪

これは一部ですが、こんなによしもとファームのしいたけは静岡市内にたくさん出回っています!

㈱よしもとでも販売していますので、ご興味をお持ちの方はぜひいらしてください。

生しいたけだけでなく乾燥しいたけも販売しています!

選ばれた事業所だけが得られる称号!ノウフクJAS!

よしもとファームの商品には富士山のカッコいいロゴが入っています。

近寄って見てみるとこんな感じ。

このロゴ、ノウフクJASマークといいます。

実は、このノウフクJASマークはほんの一部の限られた事業者しかつけることができません。

2022年8月末時点で全国でノウフクJAS認証を受けることができた事業所は36件。

静岡県では2件。

ノウフクJASマークを使用できるのはたったの2件しかないんですよ!

そのうちの1件がよしもとファームなんですよ!

ノウフクJASで高値取引!

JAS制度は、農作物が国が制定する規格であるJASを満たすマーク(JASマーク)を表示できる制度で、商品購入の判断材料にしたり、取引におけるアピールの手段にしたりなど、様々な場面でJAS・JASマークが活用されています。

無農薬で作った農作物を表示する有機JASマークも有名ですね。

ノウフクJASは、障害者が生産行程に携わった食品の農林規格であり、障害がある人をはじめとする多様な人が、農林水産業などの分野で活躍することを通じて、持続可能な共生社会を生み出す取り組みであり、ノウフクJASはそのブランドマークです。

よしもとファームは障害を持つ方が働く就労支援A型事業所でもあり、現在15名の方が働いており、お茶やしいたけの生産、管理、梱包、出荷といった仕事をしています。

ノウフクJASの推進が、後継者や農業就業人口の増加、耕作放棄地の活用、食料自給率の向上、収益性の向上に繋がるということで、全国的に関心が高まっています。

ノウフクJAS認証には、農産物の生産行程の中に農福連携概念を取り入れながら、そこで生産された農産物が生産行程管理者認証の技術的基準に基づいて生産されているかなど、認証機関からの書類審査→実地検査→判定というプロセスを経て法的に適合していると認められる必要があります。

ノウフクJASマークがついているということは高い品質が国からお墨付きを得ている証なのです!

また、ノウフクJAS認証を受けていることで、ノウフクJAS認証を受けていなかった頃よりも高値で取引してもらえるようになりました。

ノウフクJAS認定を受けた足久保ティ―ワークスの荒茶(よしもとファームの荒茶)が上場したことがニュースや記事で話題になりました。

今後もノウフクJASの動きはどんどん広がっていきそうです!

ノウフクJAS荒茶初上場、伊藤園が仕入れ!
静岡市葵区の茶問屋街の市場で4月28日、静岡美和の「足久保ティーワークス茶農協(TW)」がノウフクJASの認定を受けた荒茶を初上場。茶問屋協和製茶の仲介で伊藤園が仕入れたことが、中日新聞で紹介されています。

しいたけでお客様を笑顔に!足久保の愛がいっぱいつまったしいたけ!

『吾輩は椎茸である。名前はまだ無い。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でグングン伸びた事だけは記憶している。吾輩はここで初めて人間というものを見た。』

『吾輩は椎茸である』

そんな小説があったような、なかったような…?

そして、その主人公がこの子!

かわいいっ!

こっち向いて、手振ってくれてるっ!

よしもとファームの公式しいたけキャラクターです!

ただ、名前がまだないんです。

なので、みなさんからこのしいたけキャラクターの名前を募集しちゃいます!

よしもとファーム公式キャラクターの命名権ゲットだぜ!

かわいくて、キュートで、クールな名前のアイデアがありましたら連絡ください!

株式会社よしもと よしもとファーム

住所 静岡市葵区足久保口組71-1

電話 054-296-9510

よしもとファームのしいたけだから『よしいたけちゃん』なんてどう?

安直っすかね?

にしても、静岡のしいたけ工場、よしもとファーム面白かったっす~

次はしいたけ狩りしたいなぁ~

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