片山米店 静岡市葵区五番町

店・企業

片山米店さんは、静岡市葵区五番町にあるお米屋さんです。創業から100年近くもの間、地域に親しまれてきた歴史のあるお店です。

米農家さんや農協、常連のお客様など昔からの繋がりを大切に守りながら、最近では「お米にこだわった米屋のおにぎり」や「米糠を使用した米粉のスイーツを新発売する」など、新しいことにもチャレンジを続ける勢いのあるお店です。取材日も次から次へお客さんが途切れることなく訪れ、活気に溢れていました。今回、そんな片山米店さんの人気の秘密をご主人の片山岳彦さん、女将さんの友美さんに伺ってきました。

お米の博士号!?五ッ星・三ッ星お米マイスターのいるお店

片山米店さんには、五ッ星マイスター(ご主人)三ッ星マイスター(女将さん)がいます。

「五つ星」

「三ツ星」

「お米マイスター」

もう、この言葉だけで、既にお米が美味しそうに感じてしまうのは私だけでしょうか。

お米が美味しいんだろうなあと想像させる「お米マイスター」がいるお店。

かっこいいですよね!!

私も名乗ってみたいです。

でも、誰でも取れる資格ではありません。

お米屋さんのようにお米に関する専門職としての経験が一定期間以上ある人だけに受験資格が与えられるので、私がお米について少し勉強したところで、受験すらできない専門的な資格です。

お米マイスターのお二人が、お米について様々な角度から、経験と勉強を続けてこられたからこそ得ることができた「五ッ星・三ッ星お米マイスター」。

実際には、お米について、どんな事を勉強されていらっしゃるのでしょうか。

一言で「お米」と言っても、その品種や、育てられる土地の環境、精米方法、炊飯・保管方法など様々な条件によって、お米の味は変わってきます

また、そのお米の味や香り、食感や見た目などお米の特徴に適した調理法もあるんです。

それら全てのことを幅広く学んでいらっしゃるのが、お米マイスターのお二人なんです!!

もしかしたら、今のお米の洗い方、炊き方、保存方法、調理の仕方では、風味が落ちたり栄養が逃げたり…

もったいない食べ方をしているかもしれません。

お二人は、お米を更に美味しく食べることができたり、栄養を丸ごと効果的に取ることができる方法を知っています。

これはもうプロに聞かなきゃ損ですね!

実際に私も、玄米を買いに訪れた時に「玄米で食べるならコレがお勧めですよ。」と理由とともに教えてもらい、そうなんだ〜!!知らなかった〜!!と感動したのを覚えています。

「銘柄で何が違うの?」

「美味しく炊くには水加減はどうしたらいいの?」

「こんな料理に使いたいんだけど、合うお米はどれ?」

などなど、お米のプロにな〜んでも聞いてくださいね!

専門的な知識を、誰にでもわかりやすく教えてくれますよ!

ただお米を売る米屋じゃない!?

お米マイスターだからこそ知っている知識・経験を活かし、日々美味しいお米の提供を目指す片山米店さん。

でも、片山米店さんが目指すお米屋さんは、ただ売るだけではないんです!!

一般的にお米屋さんは、お米の生産者さんから直接仕入れたお米や、問屋・農協を通して仕入れたお米を、お客様に売っています。

生産者さんとお客様の間に立つお米屋さんは、生産者さんが「どれだけ愛情を込めてお米を作っているか」というバックグラウンドにある苦労やお米への想いを知っています。

また、お米を買ってくれたお客様からは、喜びの声やお米に対する要望も聞くことができます。

生産者さんとお客様、双方の生の声を聞くことができるお米屋さんだからこそ、生産者さんとお客様を繋ぐ架け橋のような存在になりたいとおっしゃる女将さん。

その想いは、お米の仕入れ〜販売まで様々な場面で伺えます。

例えば仕入れでは、お店で売るお米がどんな環境でどのように育てられているのか、実際に生産者さんのもとまで足を運び、田んぼを見に行くという徹底ぶりです。

土地の気候や土壌、水などのチェックから始まり、生産者さんのお米へのこだわりや愛情、想いとともに安心・安全で美味しいお米を仕入れています。

生産者さんの中には、後に片山米店さんを訪れ、自分たちの作ったお米がどんなお客様に食べていただけているのか見に来る生産者さんもおり、相互に情報をやり取りしながら、密に信頼関係を築いているのです。

今年のお米の養育状況を聞いたり、お米を食べたお客さんの反応をフィードバックすることで、現状に満足することなく、更に美味しいお米へと進化し続ける努力をされているのですね!

また、そのお米を販売する際には、得た情報や知識をお客様に還元!!

美味しいお米の情報をお客様に伝えたり、知識を活かした新たな商品作りに努めているんですよ。

さすがお米のスペシャリストです。

ただ売るだけでなく、お米を通して繋がる全ての人に片山米店さんのパワーが注がれているんですね!!

会話を大事にするお米屋さん

長い歴史のある片山米店さんには、常連さんも多く訪れます。

取材時の短い時間にも次々にお客様が来店し、どんどんお米やおにぎりは売れていきます。

「いつものある〜?」と入って来られるお客様もいれば、「予約しといたお米受け取りに来ました。」と慣れた様子で訪れるお客様も。

小さなお子様を連れておにぎりを買いに来た親子には「体調どう?風邪治った〜?」「〇〇ちゃんまたね!!」なんて言いながら、にこやかに対応する女将さん。

精米しようとするご主人も「赤ちゃん寝てる?精米機の音が大きいからちょっとびっくりしちゃうかも。」と自然と気遣い、スタッフさんやお客さん含め、皆さんなんだか和気あいあいとした和やかな雰囲気なのです。

すごいです!!地域に愛されているお店であることを肌で感じ取ることができました。

これも、美味しいお米を提供したい!と精力的に活動するかたわら、普段の何気ない会話も大事にされているご夫婦だからこそですね!!

お二人も番町地区で子育て、仕事、生活をされているご夫婦。

だからこそ、「お店に足を運んで欲しい、お店でお米のことや生産者さんのこと、色んなことをお伝えできれば」とおっしゃいます。

子連れのお客様も多く、中には近くに身内がおらず片山米店さんの手作りのおにぎりが食べたくてよく買いに来るお客様もいらっしゃるとか。

子育てや仕事や家事や、日常の色々な事を頑張っている毎日、温かい手作りの味でほっと幸せな時間を過ごしたくなる気持ちわかります。

あったかいご夫婦のもとへ通いたくなるのもわかります。

これはもう、ぜひお米を買いに行ってください。

おにぎりを買いに行ってください。

何ならもう、何も買わなくても!?お米のことでもお米のことじゃなくても、何でも話してほっこりしに片山米店さんへ足を運んでみてくださいね。

進化し続けるお米屋さん

片山米店さんでは、店舗でお米を買えるのはもちろんですが、インターネット通販でも買えるってご存知でしたか?

しかもすごいのは、全国のお米屋さんの中でもかなり早くインターネットでお米を買えるようにしたのが、片山米店さんなんだそうです!!

お米のネット通販を始めたのは2000年

今年で22年目になります。

2000年といえば、一家に一台ワープロの時代だったと振り返る女将さん。

インターネットは今ほど身近でなく、お米を買うのは直接お店で、というのが当たり前の時代です。

誰もネットでお米を買おうと思わない時代に、いち早くインターネット通販サイトを設けたご主人。

先見の明がお有りのようです!!

時代に先駆けてスタートする経営戦略がすごいです!!

今ではインターネットサイトでも、常連さんがいらっしゃるそうですよ。

そして、最近「美味しい!!」と評判なのが、5年目となる「米屋のおにぎり」

お米マイスターのお二人が選ぶ美味しいお米「新潟三和コシヒカリの8分つき米」で、真心こめて手作りしているんです。

「お米屋さんのおにぎり」これが本当にふっくら美味しい!!

週末になると、県外から車でいらっしゃるお客様や、富士や焼津から自転車で買い求めにくるお客様もいるそうです。

自転車にはびっくりしてしまいますが、サイクリング途中に片山米店さんのおにぎりで休憩!最高ですね!!

そして2022年3月、更なる新しい試みとなる「米粉・米糠を使ったスイーツの販売」を始められました!

普段は精米する際に削り取られてしまう糠層の豊富な栄養を、もっと多くの方に美味しく食べて欲しい!という女将さんの想いから、試作を重ね、いよいよ発売が始まったばかりです!!

お米屋さんだからこそ!の米糠を使った新商品、要チェックですね!!

新しいことにもチャレンジし続ける片山米店さん、これからも楽しみですね!

バンチョー君
バンチョー君

歴史と伝統、そして時代に先駆けた新たな挑戦!!

片山米店さんかっこいいっす〜!!

ちなみにそんなかっこいい片山米店ご主人、かわいい招き猫がお好きらしいっす。お茶目〜!!

お店に入らないと見えない場所に招き猫い〜っぱい!探してみて〜!!

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